大学時代、ノーバスでの大変に密度の濃い家庭教師としてアルバイトの日々を経験した私は、その経験を最大限に活かせる就職先を見つけることができました。アルバイトのカテキョといえどノーバスに講師として在籍していた時代に培った経験やスキルは、就職活動にも大変に役に立ちました。

そのまま、本格的にプロの家庭教師を目指す道も考えたのですが、マンツーマンで生徒さんを相手にするよりは、もっとたくさんの生徒さんを相手にして、これまで自分が培った受験のノウハウを提供して、より多くの生徒さんに楽しんで受験に取り組んでもらいたい という思いが強かったということもあり、他の道を模索することにしたのです。

縁あって、今の職場に就くことができました。結果的には、私の思いは今の職場で十分に叶えられていると思っています。

現在の仕事は、私立高校の事務職ではありますが、通信教育課程の生徒さんの提出課題の添削やスクーリングの手配などを担当しています。

通信教育課程には、一度高校を退学して新たに学びなおし、高校卒業の資格をとろうと頑張っている生徒さんや、いわゆるひきこもり状態からようやく抜けだせて勉強に意欲を見せ始めている生徒さんなど、それぞれに様々な事情を抱えた方がたくさんいらっしゃいます。中には、大学受験を目指してすごく前向きに学習に取り組んでいる生徒さんも。

紙面だけのつながりとはいえ、日々、そのような生徒さんと向き合っているうちに、家庭教師時代のことをいろいろと振り返ることも多くなりました。

そんなわけで、ここからのページは、学生時代にカテキョを経験してから現在に至るまで、ほぼずっとまがりなりにも「人に何かを教えるという仕事」に関わってきている私が受験や進路の悩みを解決すべく、あれこれ考えたことを紹介しています。

他愛もない受験よもやま話として、最後までおつきあいいただければとてもうれしいです。

受験のその先
ノーバスのアルバイト教師時代に、受験生に対して伝えたこと、伝えたこと、伝えたかったことについてまとめています。
悩んだら相談を
ノーバスの元アルバイト教師が思うこと。勉強を続けていくうちにぶち当たる壁について、歳も保護者の方より近い家庭教師に相談するのがおすすめですよ。